車の排気ガスと騒音で具合が悪くなりそうになった。

しかも連日摂氏40度を超える蒸し暑さ。

その日の午後、もうバンコックから逃げ出そうと中央駅から列車に乗った。

マレーシア半島を南へ。

二等列車の車内はすでに大勢の人が乗っていた。

座席を探して後ろへと進むと最後尾まで行ってしまった。

日本の列車と違って車掌の姿はなく、ドアのない連結部分があるだけだった。

危ないなぁと思って恐る恐る覗き込むと、そこには一本の線路と燃えるような夕焼けが!