ハワイのマウイ島にハレアカラという火山がある。

火山の河口までの道路は舗装されており、車で一気に行くことができる。

夜明け前にレンタカーで山頂まで目指すことにした。

途中ビジターセンターなどを通り過ぎながら難なく山頂の駐車場へ着いた。

駐車場から河口が見える場所まで100メートルもないのになぜかとても苦しい。

ほんの少しの階段を上がるのにまるでスローモーションのようだ。

「あっ!これが高山病なのか」

ハレアカラの山頂は標高3000メートルを超す。

そんなところへ車で1時間ほどで行ってしまったのだ。

でも、ゆっくり進めば何とかなる気がした。

そうこうしているうちに周りが薄っすらと明るくなってきた。

そして目の前に雲海が現れた。

登山経験のほとんどない私は高山病を忘れてシャッターを切り続けた。

ハレアカラの山頂から見る神秘的な日の出。

いまだ忘れられない。