かのピーター・ドラッカーは、「企業活動には2種類しかない。マーケティングとイノベーションだ」と述べたという。その他の活動はすべて「コスト」だそうだ。

確かにこれはあたっている。日常的に行っている仕事の殆どは、実際には単なるコストであることも少なくない。

 

顧客を生み出す活動がマーケティング、新しい満足を生み出す活動がイノベーションであるから、本質的にそれら以外の活動は少なければ少ないほど良いのである。では、PRはどこに分類されるのだろうか。

 

この意味では、PRはおそらくマーケティングに分類される活動である。

「販促」は単なるコストであるので、マーケティングですらないが、PRは「メディアがうちのことを取り上げる」だけであるから、コストではなく、マーケティングと言って差し支えない。

 

良い商品を作るだけでは売れないし、せっかくの良さも顧客が認識しなければ宝の持ち腐れである。よって、マーケティングとは「良い商品をつくること」「PRを行うこと」をセットで考えなくてはならない。

そうすれば、無理やり顧客に商品を売り込むという「コスト」は最小限に抑えることができつつ、成果をあげることができる。